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深呼吸して、前を向こう

~女は40からがおもしろい~


己の底の浅さが目に余る 


メールだけでお会いしたことのない取引先の女性がいる。

ある時、メールの最後に書かれていたメッセージに返信して以降、
同い年・出身が隣町・野球好き・猫好き・共通の知り合い…など、
やり取りすればするほど多くの共通点が発覚。

今では業務より私用の文章の方が長いんじゃないかと
どちらがメインか分からないメールのやり取りを続けている。


先日、彼女が勤務する取引先に担当営業が伺った時のこと。
会社に戻ってきた営業(20代女性)が私に封筒を差し出した。
「野良さんにと預かってきました」とのこと。

【親展】印が押されている封筒を開けると、その女性から
「貢物です」とメッセージ付きで何やら素敵なものが。
IMG_8993.jpg


私に不足がちなものをご存知だったかのように、
中身は「コラーゲンゼリー」詰め合わせ。
スティックタイプで手軽に口にできる形状がこれまた嬉しい。
 IMG_8992.jpg

さっそくお礼のメールを送ると、
「渡しくださった営業の方にも
 ご褒美にお裾分けしてあげてください」
との返信が届く。


いただいたゼリーは1種類6本×2種類=12本。
1種類ずつ1本ずつ営業にあげるとして残り10本。
仲の良い同僚にもお裾分けしたいので残り8本。



……。



…人間はなんて欲深い生き物だろう。
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貰いものにもかかわらず、一度自分の手に渡ると
手元の数量が減れば減るほど“惜しい”感覚になる。
しかも1本ずつというのが人間の小ささを倍増させる。



とはいえ、誰かにこの喜びを話したかったので
まずは同僚にお裾分け。
そこで私は浅ましい言葉を口にする。


「営業の人にもお裾分けを…って言われたんだけど、
 彼女は若いし肌がピチピチしているから必要ないよね。
 代わりにこれをあげようと思うんだけど、ダメかなぁ?」


そう言って、先日の博多土産「めんべい」をチラつかせる私。

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“私の背中を強く押してくれ”感丸出しで語る私に
半ば呆れ顔で「…いいんじゃない」と言う同僚。


その表情を見て、遅ればせながら罪悪感が生まれる。


……。
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…ここまで書いておいて信じがたいと思うが、
私のモットーは「なるべく嘘をつかない」ことだ。
(“なるべく”と言う時点で信憑性がないが)


「私はなんて小さいことを考えていたんだ」と反省し、
営業の彼女にゼリー2本と「めんべえ」を渡す。
そして良心の呵責から全くもって必要のない“白状”をする。


「お礼にお裾分けしてあげてって言われたけど
 一瞬独り占めしようと思ってしまったよ…ごめんね」


正確に言うと、一瞬ではなく結構な時間考えていたのだが
さすがにそれを伝えるのは自粛した。


彼女はピチピチした肌で「ありがとうございます!」と
喜んで受け取ってくれた。


私は晴れやかな気分になった。
同時に、「ちっ、受け取るんかい」 とも、思った。


<今日の深呼吸>

独り占めせず



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Posted on 2016/07/27 Wed. [edit]

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27

香川県の伝統お菓子「おいり」 


所用で実家に帰省した男性社員からメールが入る。
業務連絡の後に書かれていた一文に、私は小躍りする。


「“おいり”を買って帰りますね」


“おいり”を知ったのは、ふるさと納税サイト
香川県の「納税お礼の品」として人気商品で
そのお店は店頭販売のみで通販はしていないようだ。
http://www.mitoyo-k" target="_blank" title="☆山下おいり本舗">☆山下おいり本舗


~ふるさと納税サイトより抜粋~
香川県西部地域で花嫁さんが嫁ぐ時に持って行くとされている
「おいり」は、ニッキのかおりで軽い口溶けのお菓子です。



さらに調べたところ、どうやら以前、
マツコと有吉の番組で取り上げられ絶賛されていたらしい。


香川県出身の男性社員に “おいり”を知っているか尋ねた。
「知っている」という答えと同時に教えてくれた情報は、
「結婚式の引き出物にもれなくついてきます。
 ただ、美味しいかと言われると…“うーん”という感じです」。


人気の理由が分からないという顔をされるも、
マツコ&有吉も絶賛していたし、
ネットでも美味しいと書かれているという情報が優先する。


あぁ、とても気になる!


そんな私の想いが透けて見えていたのか、
この度の帰省ついでに買って来てくれるようだ。


なんて優しいんでしょう!
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翌日、出勤すると机の上にカラフルなものが
ちょこんと置かれてあった。

IMG_8816.jpg


お礼を言うと、またもや
「味は“うーん”って感じですよ」とリピートされる。


あれだ。
子どもの頃から口をしているので食べ飽きたから
そんな事をいうのだろうと、その言葉を聞き流し
さっそく一粒口にしてみる。


…うーん。
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しまった!
そのまんまの感想になってしまった。
だけど、何ともクセになる味だ。


口に入れた瞬間、フワッと溶け
口の中にニッキの香りが広がる。


商品説明そのまんま!


しかし、ニッキがあまり得意でない私(今頃言うな)。
苦手意識の方が最初に反応してしまったが、
1粒、また1粒口にしていくたびに止まらなくなる。

近所の(席の)人にお裾分けしたところ、
同年代の女性はこれまた「うーん」という感想。
そして「ニッキがねぇ…」。

しかし、年配の方には好印象!
ニッキがよい味を出していると、大層喜ばれる。


その愛らしい見た目から、
当初は“雛あられ”を想像していたのもあり、
「うーん」という感想になった感も否めないが
一度口にすると、その口どけの感覚が絶妙で
無性に口にしたくなる。

IMG_8814.jpg  IMG_8817.jpg


口当たりがとても軽いのでお腹の足しにはならないが、
色とりどりのカラフルで愛らしい見た目は‟ほっこり”する。


癒し要員(?)として会社の机に置き、
たまにつまんでは‟ほっこり”している。


<今日の深呼吸>

ニッポン全国・和菓子の食べある記: 高島屋・和菓子バイヤーがこっそり教える郷土の和菓子480品



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Posted on 2016/07/24 Sun. [edit]

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24

くじ運の悪さから幸運をもらう 


よく行くお店で購入金額に応じて引ける
スピードくじを開催していた。

高い確率で当たると噂だが、
くじ運が悪い私は滅多に当たらない。
※くじ運がいいんだか、悪いんだかの話↓
嘘のような本当の話に、一生のうち何度出会えるか3(くじ引き編)


その日も前に並んでいた人が次々と当たる中、
私はというと案の定ハズレ。


ちなみに、運貯めマイブーム中の私は
「運が減らなくて良かった」と言い聞かせている。
とは言え、本当に運を貯める人はそもそも引かないだろうけど…
※関連記事:「運を貯める」ということ


お弁当を温めてもらっている間、店頭で待っていると
会計をしてくれた店員さんが手招きをする。
その横にいる店長もニコニコとした表情。


近づくと店員さんが小声で言う。


「今、店頭に誰もいないんで
 当たるまで引いてみてください」



・・・・・・。


(小声で)「い、いいんですか?」



チラッと店長の方を見ると
どうぞどうぞ、と言わんばかりのスマイル。


それではと、遠慮なく引かせてもらうことに。
(運を貯める気、全くないだろ)


1枚目

 ↓

 ↓

はずれ。


2枚目


 ↓

 ↓

はずれ。


3枚目


 ↓

 ↓

はずれ…。



・・・・・・。



「…もう、いいです」
P1080.jpg



「大丈夫!引いてください!」


2人に励まされ、念を入れて4枚目を引く。
その念が通じたのか、やっと「当たり」が出る。


店長は笑いながら「くじ運いいですね~」と言って
賞品の缶コーヒーを渡してくれた。


当たったもののコーヒーが苦手な私は
もう1枚お願いできないでしょうか…?と一瞬頭によぎるも
そんな罰当たりなことを口にできるわけもなく
お礼とともに笑顔で受け取った。



お弁当も受け取り、お店を出た私。



あーーっ、誰かに話したい!!!



この嬉しい出来事を無性に人に話したい衝動に駆られる。



だがしかし。
お店の好意を無闇に人に言えるわけもなく、
かといって、この衝動に勝てるわけもなく、
モヤモヤ&ソワソワと会社に戻った私は、
さっそく信頼がおける同僚にその話をする。



噂話の決まり文句「ここだけの話ね」の典型だ。




話し終わるとすぐに、「私も行って来る!」と
出ていこうとする同僚を慌てて引き留める。
鶴の恩返しの“決してのぞかないでください”ばりの形相で
「もしハズレても、私のことは絶対に言わないように!」と忠告。



数分後。



微妙な顔をして帰ってきた同僚。
手には買い物袋とは別にペットボトル飲料が握られている。


そして、残念そうな顔をして言った。



「1回で当たったんだけど…」



・・・・・・。



「よ、よかったね…」
25NJ.jpg



甘いものが苦手な同僚と仲良く互いの賞品を交換し、
私はめでたく好物の炭酸飲料を手に入れた。


<今日の深呼吸>

思い出すだけで心がじんわり温まる50の物語: “小さな幸せ”が集まってくるストーリー



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category: 日常の出来事

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Posted on 2016/07/22 Fri. [edit]

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